学校概要

 本校の前身は,1975年(昭和50)10月20日に開校した「チューリッヒ日本語学校」である。児童生徒数15名,教員は校長夫妻であった。その後,全日制日本人学校設立の気運が高まり,1986年(昭和61)チューリッヒ州当局より学校法人としての設立が許可され,スイスの私立学校としてのステータスを獲得した。翌1987年(昭和62),政府より補習授業校派遣教員1名(教頭)が配属された。同年11月,ウスター市議会において校舎の借用承認決議がなされ開校の準備が整った。

 1988年(昭和63)4月,初代千葉正校長ほか4名の派遣教員と事務職員1名(現採)が着任し,4月23日開校式を行なった。児童50名生徒7名計57名での開校であった。その後,教室拡張工事や改修工事,校庭拡張工事などを経て現在に至っている。

  本校は,チューリッヒ市近郊のウスター市中心部に位置する。ウスター市は,チューリッヒ州第3の規模を持つ自然環境豊かな都市である。学校は,千年以上の歴史を持つウスター城の麓にあり,5階建ての古く重厚な建物(旧繊維工場社屋を改装)の1階〜2階部分を校舎として借用している。普通教室のほか,家庭科室・美術図工室・理科室・図書室などの特別教室と,別棟の体育館・芝生グランドなども所有しており教育環境は充実している。

 豊かな自然環境と地の利(市役所・駅・郵便局・銀行・商店街・現地校・市営プール等にも近い)を存分に生かした校外学習や交流学習を積極的に取り入れたり,ドイツ語に加えて新たに英語の授業を実施したりするなど,「スイスならでは」の教育の創造と充実に努めている。